Osprey(オスプレー)はアメリカのバックパックメーカーです。
山に行くと、感覚的に外国人の90%がOspreyのバックパックを装備しているんじゃないかと思わせるほど、Ospreyはエキゾチックさを秘めています。
そんなOspreyですが、「価格が高い」のが悩みのタネになっていませんか?
- セール・アウトレット品を買う
- メルカリ などフリマサイトで買う
このような方法で買えばOspreyを安くゲットする事ができますが、、、
実はOspreyは海外通販サイトを利用する事でもっと安く購入する事が出来るのです。
この記事では、Ospreyが安いサイトとその理由、そして個人輸入でかかる全体のコストについて紹介します。
Ospreyの個人輸入は安い?
Ospreyは個人輸入した方が安くなるか、国内の価格と比較します。比較対象は正規販売店とします。
Kestrel 38(ケストレル 38 )
- 日本の価格:19,800円
- 海外の価格:10,000円
Ospreyの大人気バックパックKestrel 38は、日本の価格が税込19,800円です。
これがalloutdoorという海外通販サイトでは、約75€です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ10,000円です。(関税については後述します)
alloutdoorでは日本で買うより約9,800円安く購入できます。
※alloutdoorではイギリスの消費税込で価格表示されますが、日本から購入する場合は税抜き価格となります。
Stratos 34(ストラトス 34)
- 日本の価格:19,800円
- 海外の価格:15,500円
最高の機能性・通気性をもつはStratos 34、日本の価格が税込19,800円です。
これがEllis Brighamという海外通販サイトでは、約108ユーロです。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ15,500円です。
Ellis Brighamでは日本で買うより、約4,300円安く購入できます。
※Ellis Brighamではイギリスの税込価格で表示されますが、日本へ送る場合は税抜き価格で購入できます。
Aether AG 70(イーサーAG 70)
- 日本の価格:37,400円
- 海外の価格:27,000円
カスタム可能なフィット感により1週間以上もの間重い荷物を運べるAether AG 70は日本の価格が税込37,400円です。
これがTrekkinnという海外通販サイトでは、約20,000円です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ27,000円です。
Trekkinnでは日本で買うより、約10,400円安く購入できます。
Sojourn 25 60L(ソージョン60)
- 日本の価格:38,500円
- 海外の価格:29,000円
ホイールパックのSojourn 60は日本の価格が税込38,500円です。
これがTrekkinnという海外通販サイトでは、約22,000円です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ29,000円です。
Trekkinnでは日本で買うより、約9,500円安く購入できます。
Ospreyの海外通販サイトはなぜ安い?
なぜ日本と海外のショップで価格に差があるのでしょうか?関税や送料を含めても日本で買うより安くなっています。「物価の違い」や「為替の影響」以外で考えられる事は次の通りです。
海外が安いのではなく、単純に日本の販社が高い価格に設定しているからだと思います。価格を高く設定するのは、商品の輸送、プロモーション、関税の費用により商品の単価を上げざるを得ないからです。
海外から個人輸入すれば、わざわざ日本の販売会社を通す必要がなく、現地の価格で購入できるため、安くなるのは当たり前ですよね。
※現地というのは、アメリカ(Osprey Packs, Inc.)とヨーロッパ(Osprey Europe Ltd.)です。
Ospreyの海外通販利用方法
海外通販サイト利用した事ない方は、個人輸入にちょっと抵抗があるかもしれません。でも、Amazonや楽天市場を利用した事ある方なら意外と簡単ですよ。
- 商品を探す
- 買い物かごに入れる
- 住所やクレジットカードを入力して注文する
- 届く
流れは普通の通販サイトと同じです。全て英語ですがブラウザの翻訳機能などを駆使すれば何となく分かります。
海外と日本で違うところといえば、住所入力です。これは下記サイトを見ていただければ理解できると思います(住所を見て届けるのは日本の配達員なので、適当に書いても届かない事はまず無いです)。
Osprey個人輸入の関税
海外から購入した商品には消費税だけでなく、関税がかかります。これは商品代金が16,666円以下かそうでないかで計算方法が変わります。
商品代金が16,666円以下のとき
個人輸入した商品代金が16,666円以下の場合は、関税や消費税が免除されます。つまりお支払いするトータル金額は商品代金+送料のみです。
商品代金が16,666円を超えるとき
商品代金が16,666円を超えた場合は、税金が徴収されます。これは商品受け取り時に配達員に支払う方法が一般的です。
例えば10万円のバックパックを購入した場合、個人輸入した商品の課税額は商品代金の60%なので、6万円に対して関税、そして課税額+関税に消費税がかかります。
- 関税(10%のとき):100,000 × 0.6 × 0.10 = 6000
- 消費税(10%):(60,000+6,000)×0.10 = 6600
- 通関手数料:数百円
海外通販サイトで10万円の商品を購入すると約約12,600円の税金がかかる事になります。
バックパックの場合、おおよそ「商品代金の13%程度」が関税として必要という事です。
※商品によって関税率が変わります(参考:簡易税率表 | 税関)
Ospreyが安く買えるサイト3選
Ospreyを個人輸入で購入するなら、下記3サイトがおすすめです。
3つのサイトはOspreyを取り扱っている商品数が多く、送料が安いサイトです。もちろん、すべてのサイトで日本へ直送できます。
もし購入される場合は、商品の価格+送料が一番安いサイトで購入する事をオススメします。
商品数と送料は下表の通りです(おおよそのデータ)。
ショップ | 国 | 商品数 | 送料 |
---|---|---|---|
Trekkinn | スペイン | 500 | 1000円〜 |
alloutdoor | イギリス | 120 | €13 |
Ellis Brigham | イギリス | 120 | €25 |
個人的にはTrekkinn→alloutdoor→Ellis Brighamの順でおすすめです。
上位サイトほど商品価格+送料が安くなるはずです。ただ、Trekkinnはサイズによって送料が決まるため、70Lなどの大きいバックパックの送料は高くなってしまいます。
trekkinn
trekkinnはスペインのアウトドア系通販サイトです。
trekkinnは日本語・日本円に対応しているため、海外通販といっても日本の通販サイトと同じように利用する事ができます。それでも海外サイトなので商品価格はもちろん安くなっています。
配送日数 | 約2週間 |
配送料 | 1,000円〜 |
送料は購入した商品によって決まりますが、30Lのバックパックは1500円、80Lのバックパックは4000円くらいになります。日本に届くまではおおよそ2週間程度です。
送料は商品をカートに入れるとカート内に表示されます。
alloutdoor
alloutdoorはイギリスのアウトドア系通販サイトです。
配送日数 | 約2週間 |
配送料 | 約13ユーロ |
注文した商品は約2週間で届きます。配送料は複数の商品をまとめてオーダーしても約13ユーロとなります。
※サイズや重量が大きい場合に送料が高くなる事があるので注意してください。
送料が激安なのが良いですよね。ハイドレーションなども豊富に揃っているのでおすすめです。
イギリスの税込価格で表示されますので、表示価格から20%OFFくらいになると思っておいてください。商品をカートに追加後、配送先をJapanにすると価格が確認できます。
Ellis Brigham
Ellis Brighamはイギリスのアウトドア系通販サイトです。
Osprey以外にもMammut、Arc’teryx、The North Face、Patagoniaも日本へ直送できます。
配送日数 | 約2週間 |
配送料 | 25ユーロ |
注文した商品は約2週間で届きます。配送料は複数の商品をまとめてオーダーしても約25ユーロとなります。
イギリスの税込価格で表示されますので、カートに追加後、配送先をJapanにすると価格が確認できます。表示されている商品価格からだいたい20%OFFになります。
まとめ
この記事では、Ospreyが安いサイトとその理由、個人輸入でかかる全体のコストについて紹介しました。
Ospreyが安いサイトは下記です。
海外の方が安くなる理由は、日本の販売会社がOspreyの価格を高く設定しているためです。わざわざ販売会社を通さず、海外から直接買った方が明らかに安くなります。
Ospreyを買うなら海外通販が安くて品揃え豊富なのでおススメです。使ってみたら意外と簡単に思えますよ!