Millet(ミレー)はフランスのアウトドアブランドです。
Milletと言えばバックパックと思っていたんですが、TYPHON5000(ティフォン)素材で作られたウェアが防水ながらも柔らかくて着心地がかなり良いと思いました。
そんなMilletですが、「価格が高い」のが悩みのタネになっていませんか?
- セール品を買う
- メルカリ などフリマサイトで買う
- アウトレットで買う
このような方法で買えばMilletを安くゲットする事ができますが、、、
実はMilletは海外通販サイトを利用する事でもっと安く購入する事が出来るのです。
この記事では、Milletが安いサイトとその理由、そして個人輸入でかかる全体のコストについて紹介します。
Milletの個人輸入は安い?
Milletは個人輸入した方が安くなるか、国内の価格と比較します。比較対象はミレー・マウンテン・グループ・ジャパンの定価とします。
Peuterey Integrale 45+10L(プトレイ インテグラーレ 45+10 )
- 日本の価格:28,600円
- 海外の価格:16,000円
Milletの大人気バックパックPeuterey Integrale 45+10Lは、日本の価格が税込28,600円です。
これがTrekkinnという海外通販サイトでは、約14,300円です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ16,000円です。(関税については後述します)
Trekkinnでは日本で買うより約12,600円安く購入できます。
Trilogy 35(トリロジー 35)
- 日本の価格:27,500円
- 海外の価格:19,800円
MilletのハイエンドシリーズTrilogyのバックパックTrilogy35は、日本の価格が税込27,500円です。
これがbarrabesという海外通販サイトでは、約15,500円です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ19,800円です。
barrabesでは日本で買うより、約7,700円安く購入できます。
Kamet Light Goretex(カメット ライト ゴアテックス)
- 日本の価格:61,600円
- 海外の価格:30,500円
ゴアテックスが使われたハードシェルKamet Light Goretexは、日本の価格が税込61,600円です。
これがTrekkinnという海外通販サイトでは、約26,000円です。送料や関税を含めたトータルコストでは、おおよそ30,500円です。
Trekkinnでは日本で買うより、約31,100円安く購入できます。
Milletの海外通販サイトはなぜ安い?
なぜ日本と海外のショップで価格に差があるのでしょうか?関税や送料を含めても日本で買うより安くなっています。「物価の違い」や「為替の影響」以外で考えられる事は次の通りです。
海外が安いのではなく、単純に日本の販社が高い価格に設定しているからだと思います。価格を高く設定するのは、商品の輸送、プロモーション、関税の費用により商品の単価を上げざるを得ないからです。
海外から個人輸入すれば、わざわざ日本の販売会社を通す必要がなく、現地の価格で購入できるため、安くなるのは当たり前ですよね。
※現地というのは、ヨーロッパです。
Millet個人輸入のデメリット
MIlletの商品の中には、日本でしか販売されていないものがあり、それは海外通販サイトから購入はできません。
例えば、TYPHON 50000シリーズはミレージャパンが企画・販売しているものなので、Millet本部でさえ販売していません。
ミレージャパンが輸入して販売している商品は海外通販サイトから買った方が遥かに安く購入できます。しかし、ミレージャパンが企画している商品については、アウトレットなどで購入する事をおススメします。
Milletの海外通販利用方法
海外通販サイト利用した事ない方は、個人輸入にちょっと抵抗があるかもしれません。でも、Amazonや楽天市場を利用した事ある方なら意外と簡単ですよ。
- 商品を探す
- 買い物かごに入れる
- 住所やクレジットカードを入力して注文する
- 届く
流れは普通の通販サイトと同じです。全て英語ですがブラウザの翻訳機能などを駆使すれば何となく分かります。
海外と日本で違うところといえば、住所入力です。これは下記サイトを見ていただければ理解できると思います(住所を見て届けるのは日本の配達員なので、適当に書いても届かない事はまず無いです)。
Millet個人輸入の関税
海外から購入した商品には消費税だけでなく、関税がかかります。これは商品代金が16,666円以下かそうでないかで計算方法が変わります。
商品代金が16,666円以下のとき
個人輸入した商品代金が16,666円以下の場合は、関税や消費税が免除されます。つまりお支払いするトータル金額は商品代金+送料のみです。
商品代金が16,666円を超えるとき
商品代金が16,666円を超えた場合は、税金が徴収されます。これは商品受け取り時に配達員に支払う方法が一般的です。
例えば10万円のバックパックを購入した場合、個人輸入した商品の課税額は商品代金の60%なので、6万円に対して関税、そして課税額+関税に消費税がかかります。
- 関税(10%のとき):100,000 × 0.6 × 0.10 = 6000
- 消費税(10%):(60,000+6,000)×0.10 = 6600
- 通関手数料:数百円
海外通販サイトで10万円の商品を購入すると約約12,600円の税金がかかる事になります。
バックパックの場合、おおよそ「商品代金の13%程度」が関税として必要という事です。
※商品によって関税率が変わります(参考:簡易税率表 | 税関)
MIlletが安く買えるサイト3選
Milletを個人輸入で購入するなら、下記3サイトがおすすめです。
3つのサイトはMilletを取り扱っている商品数が多く、送料が安いサイトです。もちろん、すべてのサイトで日本へ直送できます。
もし購入される場合は、商品の価格+送料が一番安いサイトで購入する事をオススメします。
商品数と送料は下表の通りです(おおよそのデータ)。
ショップ | 国 | 商品数 | 送料 |
---|---|---|---|
Trekkinn | スペイン | 550 | 1,000円〜 |
barrabes | スペイン | 350 | 3,000円〜 |
Snowleader | フランス | 500 | 6,000円 |
個人的には圧倒的にTrekkinnがおすすめです。barrabesやSnowleaderは送料が高すぎて、個人輸入のメリットが少し弱まります。
trekkinn
Trekkinnはスペインのアウトドア系通販サイトです。
Trekkinnは日本語・日本円に対応しているため、海外通販といっても日本の通販サイトと同じように利用する事ができます。それでも海外サイトなので商品価格はもちろん安くなっています。
配送日数 | 約2週間 |
配送料 | 1,000円〜 |
送料は購入した商品によって決まりますが、サイズの大きなバックパックを送る場合でも、1000円〜2000円になるはずです。日本に届くまではおおよそ2週間程度です。送料は商品をカートに入れるとカート内に表示されます。
おそらく、ここが一番安く買えます。日本語に対応しているため、迷う事なく購入できると思います。
barrabes
barrabesはスペインのアウトドア用品通販サイトです。取り扱っているアウトドアブランドが豊富で、セールの割引率がかなり高いです。
barrabesの配送料・配送日数
配送日数 | 1〜2週間 |
配送料 | 3,000円〜 |
注文した商品は1〜2週間で届きます。配送料は商品の大きさや数によって変わります。ウェアや30Lくらいのバックパック1点の送料は3,000円程度になります。
セールなどでかなり安くなる事もあるので、チェックしてみてください。
Snowleader
Snowleaderはフランスのアウトドア用品通販サイトです。主にウィンタースポーツ系のギアを取り扱っていますが、全体的なアウトドア用品も豊富です。
配送日数 | 1〜2週間 |
配送料 | 50€ |
注文した商品は1〜2週間で届きます。送料は50€と若干高めですが、複数商品オーダーしても一律この価格となっています。
まとめ
この記事では、Milletが安いサイトとその理由、個人輸入でかかる全体のコストについて紹介しました。
Milletが安いサイトは下記です。
海外の方が安くなる理由は、日本の販売会社がMilletの価格を高く設定しているためです。わざわざ販売会社を通さず、海外から直接買った方が明らかに安くなります。
Milletを買うなら海外通販が安くて品揃え豊富なのでおススメです。使ってみたら意外と簡単に思えますよ!